影に隠れた特別児童手当
私の子供の頃、近所に目の見えない少年がいました。彼と仲良くするということはあま
り無かったのですが、
いつも白い杖を持って歩いていた記憶があります。子供心ながらに「いったいどうやっ
たら白い杖一本で自分の目の前のことを判断して歩いているんだろうか」と考えたもの
です。
さて、児童手当の中にこういった障害のある子どものための「特別児童手当」というも
のがあります。一体どういう内容のものなのでしょうか。 まずこの児童手当は普通の
児童手当とは違う法律の「特別児童扶養手当等の支給に関する法律」という法律から支
給されます。
身体的な障害や精神的な障害を抱える子どもに少しでも健全な育成をしてもらいたいと
いう思いから支給されている国の手当です。そして大きな特徴として「障害等級によっ
て支給額が変わる」という点です。普通の児童手当では一律制度が当たり前ですが特別
児童手当では障害等級が重要なキーワードになります。
身体障害者手帳1~2級が1級、それ以下は2級にカテゴリーされます。障害者への国
の対応はまだまだ改善の余地があります。この特別児童手当でもそうですしパラリンピ
ックなど障害者が活躍できるような社会設計がなされていないことも挙げられます。